電報と一緒に送れるギフトには一体どんなものがあるの?
昨今の電報は、ギフトも一緒に送れるようになっているとご存知でしょうか。
シンプルに、台紙のみ送るのも良いですが、特別なイベントならギフトも一緒に送るのがおすすめです。
ここでは、電報と一緒に送れるギフトにはどのようなものがあるのか、またどのようなシーンで送るのが適しているのかなど、詳しくご紹介していきます。
電報とその用途についておさらい
電報は、電話がない頃に発達した連絡手段です。
電気通信を利用した連絡手段は当時画期的で、手紙より早く届くことから、主に緊急性の高いメッセージを送るために活用されてきました。
ですが、現在では、スマートフォンやパソコンが多くの人の手元にあります。
メールや電話、SNSなどの連絡手段が豊富にあり、いつでも、誰にでも連絡を取ることができるでしょう。
そのため現在の電報は、特別感のあるメッセージを送りたいときに活躍しています。
結婚式やお葬式のような重要な式に参加できないときにはもちろん、遠方にいる人の入学祝いや退職祝いなどでも使われているのです。
電報と一緒に送れるギフトの種類とは?
ではそんな電報と一緒に送れるギフトと、それぞれ贈るのに適した場面などをみていきましょう。
シャンパン、シャンパングラス
お祝いごとで飲まれることが多いお酒といえば、シャンパンが挙げられるでしょう。
シャンパンは、芳醇な香りと透き通った見た目、口当たりの良さやきめ細やかな泡などが特徴です。
スパークリングワインの中でも人気があり、結婚式のような華やかな席でよく飲まれています。
度数も平均が11%程度と高すぎないため、味わいながら飲むのにもぴったりのお酒です。
友人や知人、親戚の結婚式に呼ばれたけれど、あいにく参加できなかったというときは、シャンパンのようなお酒を電報と一緒に送ってみてはいかがでしょうか。
他の参加者と被ってしまうのではないかと不安になるようなら、シャンパングラスのようなグラス類もおすすめです。
お酒好きな二人なら、結婚後に何度でもお酒を飲む機会があるはずです。
そんな二人のために、高級で使い勝手の良いグラスを贈りましょう。
ペアの食器
ペアの食器も、結婚式のようなシーンで活躍するギフトです。
これから二人で生活を始めるというようなときには、食器一つとっても足りないものです。
結婚式、引っ越し、結婚指輪など、新たな生活には出費がつきものなので、ペアの食器は喜ばれます。
上述したシャンパングラスは、お酒をあまり飲まない人には不向きですが、近年ではタンブラーやお皿などなら、電報と一緒に送れます。
二人の新婚生活に華を添えたい、といったときには、ペアの食器を電報に添えてみてはいかがでしょうか。
クマのぬいぐるみ
電報と一緒に送れるギフトには、ぬいぐるみがつきものです。
さまざまな会社の電報に、動物やキャラクターをモチーフにしたぬいぐるみのギフトが用意されています。
その中でも、クマのぬいぐるみは、結婚式のようなお祝いごとに向けたギフトです。
クマは英語でbearですが、bearには「支えて持つ」「結ぶ」といった結婚を象徴する意味の他、「子供を産む」といった意味も持っています。
可愛らしい外見で結婚式場に華を添えてくれるだけでなく、二人の結婚がうまくいくように、子宝に恵まれますようにという願いも込めて贈ることができるのです。
胡蝶蘭
胡蝶蘭は、フラワーギフトの中でもメジャーな贈り物です。
開店祝いや開業祝い、移転祝いといった、ビジネスシーンで特に活用されることが多いでしょう。
胡蝶蘭は、花弁のサイズで大輪やミディ、小輪と分かれており、大輪のものほど高価です。
ミディサイズからが、ビジネスシーンに適したものといわれています。
また、立ち数(立て数)といって、本数も重要です。
3本立てからでなければ、ビジネスシーンで贈ることはできないといったマナーがあります。
昨今では、3本立ちの立派なミディ胡蝶蘭も、電報と一緒に送れるようになっています。
いや開業祝い、移転祝いなどのシーンではぜひ検討してみましょう。
ローソクや線香
お葬式のような場面で活躍するギフトといえば、ローソクや線香があります。
葬儀会社に依頼すれば、ローソクにしても線香にしても用意してくれるため、必要ないと考える人もいるかもしれません。
しかし、地域によっては、お通夜の夜に「寝ずの番」を行うことがあります。
寝ずの番は、亡くなった人を家族が朝まで見守るという風習で、その間にはローソクや線香の火を絶やさないのが決まりです。
寝ずの番は、亡くなった人と過ごす最後の機会であるだけでなく、さまざまな意味があります。
亡くなった人の体に悪いものが憑かないように見守る、万が一息を吹き返したときに対応する、亡くなった人の魂が食べるための煙を捧げ続けるなどです。
その際にローソクや線香が使用され、その後も使用する機会は多くあります。
お葬式のような式に送る弔電に添えるギフトに迷っているのであれば、ローソクや線香は間違いのない一品になるはずです。
白ユリの花束・アレンジメント
白ユリを中心に使った花束やアレンジメントも、電報と一緒に送ることができます。
白ユリは、冠婚葬祭に用いられることが多いお花で、仏花や供花として用いても問題はありません。
電報と一緒に送るギフトであれば、内側の雄しべは取り除かれていることが多いでしょう。
花粉が飛び散ることがないため、式場を汚して迷惑になるようなこともありません。
特にお葬式のようなシーンで活躍するので、お葬式に不参加でもお花を贈りたいと考えているのであれば、白ユリが使われたアレンジメントも電報に添えて送るのがおすすめです。
プッシュスティック
現代の感染症対策に用いられているのが、プッシュスティックです。
プッシュスティックとは、エレベーターやATMのような機器を触る際に活躍する、ボタンを押すための道具です。
昨今では、物に触れることに対して、多くの人が敏感です。
「他人が触ったものはなるべく触らないように……」、そんな意識を持つ人は多いでしょう。
形状はメーカーによってさまざまですが、ペンのような棒状になっているものが多くあります。
ボタンに触れた部分を自分で触っては意味がないため、先端に指が触れないようカバーが付いている製品もあります。
贈る場面としては、入学祝いや就職祝いなどが適しているといえるでしょう。
入学や就職といった転機を迎え、通勤手段が変わる人は珍しくありません。
電車を利用するようになった、駅ではエレベーターがあるなど、通勤に関して感染症対策を怠りたくない人に、電報と一緒に送ってみてください。
さまざまなギフトを電報に添えてみよう
電報は、近年は台紙だけでも凝ったものが多くあります。
そのため、シンプルにメッセージを添えた台紙だけ送っても、喜ばれることでしょう。
しかし、より相手を喜ばせたいと思ったときには、ギフトを電報に添えて送るのがおすすめです。
上記で挙げた以外にも、さまざまな会社で多種多様なギフトが用意されています。
贈るシーンや贈る相手に合わせた、ぴったりのギフトがきっと見つかるはずです。
電報を送るシーンがきたら、ぜひギフトが掲載されているページにも目を通し、何を一緒に送るか検討してみましょう。