電報にある数少ないデメリットとはいったい?

手紙

冠婚葬祭のような重要な場面で、やむを得ず欠席しなければならないときには、電報を送りましょう。
電報にはメリットが豊富にありますが、デメリットはないのでしょうか?
ここでは、電報にある数少ないデメリットについてご紹介してみます。

電報は手紙やはがきよりは高い

手紙やはがきといったものと比べてしまうと、どうしても高くなってしまうのがデメリットとして挙げられるでしょう。
手紙は84円、はがきなら63円という安さで送れてしまうため、メッセージを書いて投函の手間さえ考えなければ、選びたいと思う人も多いのではないでしょうか。
電報の場合には56文字から60文字ほどのメッセージを送るだけでも、1,300~1,420円ほどかかってしまいます。
プレゼントを添えようと思えば、2,000円や3,000円ほどは必要になるでしょう。
ギフトとして考えればそう高い費用ではないものの、安さを追い求めている人には不向きといえます。
また、あまりに高級な電報を送ってしまうと、送った相手に気を遣わせてしまうといったことも考えられるのです。

わずかとはいえ届くまでに時間がかかる

電報は、手紙やはがきと比べれば早く、場合によっては即日に届けることが可能です。
とはいえ、電話やメール、SNSなどが発達した現代においては、それでも時間がかかる方だといえるでしょう。
電話をかければ当人と直接話すことができますし、メールやSNSを利用すれば、文字を入力して送信するだけで、すぐにメッセージを送れます。
ただ、電報のようにマナーを守って送ることは難しいので、使い分けが大事といえるでしょう。
親しい人になるべく早く連絡をしたいと思ったら、電報に他の連絡手段を組み合わせると良いかもしれません。
特に、電報は受取ミスがないように、お葬式や結婚式などでは一報入れておくことも大切です。